関西オフィスマーケットレポート 2018年 秋号
関西主要都市の賃貸オフィス市況の概要
2018 年8 月末のオフィスビルの平均空室率は、大阪ビジネス地区と京都地区が前月比で低下し、それぞれ2.84%、1.10%となり、神戸地区は5.29%で横ばいであった。
大阪ビジネス地区では、オフィス床需要が拡大する一方、オフィスビルの新規供給は低水準のためタイトな需給状況が続いており、空室率は2%台まで低下した。
平均募集賃料は、大阪ビジネス地区が20 ヶ月連続の上昇して11,386 円/ 坪となり、京都地区は同横ばいで11,871 円/ 坪、神戸地区はわずかに下落して10,883 円/ 坪となった。
※延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。対象ビル棟数は、大阪ビジネス地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)820棟、京都地区90 棟、神戸地区111 棟(2018 年8 月)。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
※本レポートの無断転載を禁じます。 Copyright 2018 HEISEI BUILDING CO., LTD.
8 月は梅田地区や心斎橋・難波地区などで平均空室率が低下
8 月の平均空室率は、南森町と新大阪の2 地区は前月比で上昇したが、前年同月比ではすべての地区で低下しており、下落のトレンドが続いている。梅田地区は6 月以降、1%台で推移している。
8 月のオフィス平均募集賃料は梅田地区や船場地区などで上昇
梅田地区の平均募集賃料は14,840 円/ 坪で、前月比プラス20 円、前年同月比プラス329 円の上昇。小幅な上昇が続く船場地区では16 か月連続の上昇となった。新大阪地区は前月比マイナス23 円で唯一下落した。
※大阪市の主要6 地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)にある延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
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2018年10月4日