東京オフィスマーケットレポート 2024年 春号
巨大半導体工場進出による不動産需要の拡大 熊本県菊陽町で世界最大の半導体メーカー「TSMC」の日本工場が2月に開所し、本年第4四半期から量産開始が計画されている。同町では第2工場の建設も予定されている。すそ野の広い半導体産業は関連する多くの事業所の立地が促進されるほか、これら従業員とその家族の住居や生活に関連する施設・インフラも新たに整備されるため、周辺の不動産需要が増大している。 半導体は安定供給の確保を図る国の特定重要物資に指定され、今後も北海道千歳市や広島県東広島市、宮城県大衡村などで半導体工場 [続きを読む]
2024年3月29日