ビルメンテナンス業務を受託している建物の設備管理が担当業務になっています。建物設備の各機能が正常に作動するようにして、建物に入居しているテナントさまが快適に過ごすことができるように設備の維持管理をする仕事です。
具体的には、各設備の不具合箇所発見、小規模な修繕、緊急対応などです。修繕が必要な場合には、修繕方法の検討、修繕見積書の作成、そして修繕工事における立会いや工事業者の監督などです。
また、単に建物設備を維持管理するだけでなく、建物のライフサイクルコストを適正化するために、オーナーさまに対して中長期修繕計画を策定するなど、建物の維持管理に関して費用対効果が最適となるような修繕時期や修繕方法等の提案も行っています。
その他、オーナーさまや入居テナントさまのご要望に応じて、最新の技術進歩に応じた機能向上に関する提案をすることにも心掛けて仕事をしています。
建物管理の仕事では定例的な点検など日常作業を堅確に進めることも大切と思っていますが、設備の故障等が発生した際に、各入居テナントさまが快適に建物を利用できるように、スピード感をもってお客さま第一で行動することを心掛けています。
また、オーナーさまや入居テナントさまは必ずしも建物管理の専門的な知識をお持ちでない場合もありますので、点検結果を報告する時や設備故障の内容および修繕工事の概要等を説明する際には、専門用語ではなく分かり易い言葉で丁寧にお話することを心掛けています。
建物管理の仕事は、物理的な設備を相手にした作業という考え方になりがちですが、お客さまとのコミュニケーションを大事にし、顔と名前を憶えていただくことで、気軽に相談していただける安心と信頼を築いて行けるように努めています。
経験豊富な先輩方が多く、職場の雰囲気は大変落ち着きがあります。
ここ数年で30代、40代の方も増えきており、生き生きした雰囲気も加わりました。
設備管理の担当者は、専門的知識やスキルをもって入社する方も多いのですが、設備関連全般は幅広く入社後においても資格取得や研修を通じたスキルアップに努める必要がありますが、先輩方の丁寧な指導や、気軽に相談できる雰囲気もあり、入社後においても専門性を高めて成長することができる職場環境だと感じております。
また、休日対応など不規則な勤務もありますが、自身でスケジュール管理できる点もあり、計画的な休暇も取得できるのでプライベートも充実しています。
ビルメンテナンス業務には、設備関連の幅広い専門的な知識やスキルが求められます。得手不得手はありますが、苦手分野をなくすように、通信教育や研修参加などで知識を修得するために日々勉強を重ねています。また、実技として身に付けなければいけないスキルは、先輩方の経験を吸収していくように努めています。
ただし、専門知識やスキルも大切ですが、資格取得が目標ではなく、最終的にはお客さまから「あなたがこの建物の担当者で良かった」と言っていただけるように、お客さま第一で頑張っていきたいと思っています。