プロパティマネジメント業務に携わっており、ビルメンテナンス業者(警備・設備・清掃)と連携して建物設備の維持や機能向上に努める他、入居テナントさまの管理などオーナーさまのニーズに応じて様々なサポート業務を担っています。
入居テナントさまの様々なニーズやご要望を受け止めながらも、オーナーさまの意向に沿いつつ、オーナーさまに代わってあらゆる仕事をしており、社内では「オーナー代行業務」と呼んでいます。
私が担当している物件は、オフィスビルが中心ですが、オーナーさまが保有しているロードサイド物件では様々な商業系のテナントさまが入居して店舗運営をされているなど、多様な用途の建物を管理しています。
建物管理の基本である警備・設備・清掃といった日常業務をきちんと運営することが求められますので、ビルメンテナンス部門と密接に連携しながら業務を進めていますが、プロパティマネジメント業務(オーナー代行業務)では、オーナーさまと会話しながら、オーナーさまが考えている管理・運営の方針やご意向を直接確認しながら仕事を進めるなど、お客さまとのコミュニケーションを中心に日常業務が成り立っていることにやりがいを感じています。
また、建物の機能改善のための修繕計画など自発的に考えた提案がオーナーさまに認められた時に喜びを感じられると共に、もちろんオーナーさまの意向に沿って進めることが前提ですが、入居テナントさまとの折衝などに関しても一定程度任せて頂ける裁量の多さも、この仕事の魅力と思っています。
和気あいあいとした雰囲気があります。
事務系の仕事では、女性社員の割合も高く、長くお勤めしている人が多いと思います。
また、銀行、ビルメンテナンス会社、プロパティマネジメント会社、ゼネコン、賃貸仲介会社等々の業務内容の異なる様々な仕事を経験している人が集まっていますので、意見や考え方の違いから議論が長くなることもありますが、各人が有する知識やスキルは多岐に亙っており、お互いを尊重しつつ仕事を進める雰囲気があります。社内業務について尋ねると、どなたでも即座に回答が返ってくるなど、経験から所管業務を熟知している様子がうかがえ頼りになります。
オーナーさまの課題解決のためには、セクションに拘らず連携しながら仕事を進める企業風土があり、時には、社内に課題解決に必要な機能が足りないと認識したら、他社と業務提携をしてお客さまのニーズに適した機能を提供することもあります。このように、専門性が高く意欲のある他部署の方々と一緒に仕事をすることで、学びも多く、自分の成長に繋がっていると感じています。
建物管理に必要な知識やスキルは幅広く自分一人では到底完結できるものではありませんが、自分が担当する建物は築年数も相応に経過している物件も多く、更新時期を迎える設備を多く抱えていますので、少しでも自分の知識スキルを向上できるように努力していきたいと考えています。そして、自分では足りない部分は、他部署や他社と連携しながら、オーナーさまに寄り添いつつ、建物の価値をより高められるよう、「情熱」×「技術」で仕事に向き合っていきたいです。