関西オフィスマーケットレポート 2016年 新春号
関西主要都市の賃貸オフィス市況の概要
2015 年9 月末のオフィスビルの平均空室率は大阪と神戸で改善傾向が続いており、前期(6 月末)に比べ、大阪市のグレードA で1.5 ポイント、神戸市のオールグレードで1.2 ポイントそれぞれ低下した。京都市のオールグレードは横ばいであった。
2015 年7-9 月の想定成約賃料は、前期と比べ大阪市のグレードA で+1.8%、京都市のオールグレードで+0.5%上昇したが、京都市のオールグレードは-0.2%下落した。
※大阪市はグレードA(北区・中央区・淀川区を中心に所在する基準階面積350 坪以上、貸付総面積6,500 坪以上、延床面積10,000 坪以上、築11 年未満のビル)のマーケット。
※京都市、神戸市のオールグレードは原則として延床1,000 坪以上、かつ新耐震基準に準拠した賃貸オフィスビルを対象とする。
※ Q1:1-3 月、Q2:4-6 月、Q3:7-9 月、Q4:10-12 月
※想定成約賃料は共益費を含む。
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
資料:CBRE「Japan Office Market View」
大阪ビジネス地区の平均空室率は7ヶ月連続で低下
大阪ビジネス地区の2015 年11 月末のオフィスビルの平均空室率は7.55%で、前月比0.30 ポイント下げ、7 ヶ月連続の低下となった(前年同月比で0.46 ポイント低下)。
地区別では、梅田地区や南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区が前月比で低下し、心斎橋・難波地区、新大阪地区は上昇した。
※大阪市の主要6 地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)にある延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
オフィス平均募集賃料は僅かながら下落
大阪ビジネス地区の2015 年11 月末のオフィスビルの平均募集賃料は11,116 円/ 坪で前月比6 円下落した(前年同月比で4 円下落)。地区別では、淀屋橋・本町地区で前月比24 円上昇し、南森町地区や心斎橋・難波地区が横ばいであった。梅田地区と船場地区、新大阪地区は下落した(前年同月比では梅田地区のみ上昇)。
※大阪市の主要6 地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)にある延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
2016年1月5日