関西オフィスマーケットレポート 2021年 秋号
関西主要都市の賃貸オフィス市況の概要
2021 年8 月末のオフィスビルの平均空室率は、大阪ビジネス地区で前月比上昇し4.27%、京都地区は前月比低下し4.33%、神戸地区も前月比低下し4.90%であった。大阪ビジネス地区と京都地区は上昇トレンドが続き、6 月以降は4%台で推移する一方、神戸地区は6%台まで上昇した後、6 月以降は5%前後に低下して推移している。
平均募集賃料は、大阪ビジネス地区が11,824 円/ 坪で前月から下落、京都地区は同小幅に下げて13,167 円/ 坪、神戸地区は同小幅に上昇して11,265 円/ 坪となった。
※延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。対象ビル棟数は、大阪ビジネス地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)805 棟、京都地区86 棟、神戸地区110 棟(2021 年8 月)。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事株式会社「最新オフィスビル市況」
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
※本レポートの無断転載を禁じます。 Copyright 2021 HEISEI BUILDING CO., LTD.
主要都市の賃貸オフィス市況の概要
2021 年8 月末の東京ビジネス地区の平均空室率は、6.31%で18 か月連続の上昇。平均募集賃料は20,932 円/ 坪で13 か月連続の下落となった。名古屋、広島及び福岡のビジネス地区においてもコロナ禍以降は空室率が上昇してきたが、直近の上昇幅が縮小、あるいは空室率の低下もみられる。また、平均募集賃料の動きはほぼ横ばいにある。
※調査対象棟数(2021 年8 月):東京ビジネス地区2,592 棟、名古屋ビジネス地区467 棟、広島地区144 棟、福岡ビジネス地区597 棟
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事株式会社「最新オフィスビル市況」
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2021年10月6日