東京オフィスマーケットレポート 2021年 夏号
ESG分野への投融資が拡大
2020年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大などを受けて、ESG(環境・社会・企業統治)投融資が急増した。ESGに関連した債券やローンなどの投融資額は世界で7362億7900万ドル(約76兆1900億円)と前年に比べて6割伸びた。
日本では菅義偉首相が2050年までに温暖化ガス排出 を実質ゼロにする目標を掲げており、国内でも企業の脱炭素に向けた取組みを支援するため、ESG分野への投融資が拡大する見込みである。
大規模オフィスビルを中心として、省エネや低環境負荷といった環境性能の高い物件が建設されてきたが、さらにwithコロナ/afterコロナにおける働き方改革の視点からも、健康・快適、知識創造を備えたスマートウェルネスオフィスが注目されていくと考えられる。

※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
※本レポートの無断転載を禁じます。 Copyright 2021 HEISEI BUILDING CO., LTD.
2021年7月2日