関西オフィスマーケットレポート 2021年 新春号
大阪・東京の賃貸オフィス市況の概要
◆大阪ビジネス地区の平均空室率の上昇が続く
2020 年11 月末の大阪ビジネス地区の平均空室率は、3.33%で前月比0.19 ポイント上昇した。平均空室率の上昇は7 カ月連続。同じく平均募集賃料は11,913 円/ 坪となり、前月比15 円下落した。平均募集賃料は3 カ月連続の下落。
※大阪市の主要6 地区(梅田地区、南森町地区、淀屋橋・本町地区、船場地区、心斎橋・難波地区、新大阪地区)にある延床面積が1,000 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。対象ビル棟数は803 棟(2020 年11 月)。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。本資料は信頼できると思われる情報に基いて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当社は責任を負いません。
※本レポートの無断転載を禁じます。 Copyright 2021 HEISEI BUILDING CO., LTD.
◆東京ビジネス地区の平均空室率が4%台に上昇
2020 年11 月末の東京ビジネス地区の平均空室率は、4.33%で前月比0.40 ポイント上昇した。平均空室率が4%台になるのは2016 年6 月以来。同じく平均募集賃料は22,223 円/ 坪となり、前月比で211 円下げ、8 月以降4 カ月連続で下落した。
※都心5 区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)にある基準階面積が100 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。対象ビル棟数は2,599 棟(2020 年11 月)。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
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名古屋・福岡・広島の賃貸オフィス市況の概要
2020 年11 月末のオフィスビルの平均空室率は、3 地区とも前月比で上昇した。名古屋は7 カ月連続、広島は3 カ月連続、福岡は8 カ月連続の上昇となり、名古屋は上昇幅が0.28ポイントで比較的大きくなった。平均募集賃料は名古屋で緩やかな下落に転じている。
※名古屋ビジネス地区(名駅地区、伏見地区、栄地区、丸の内地区)では延床面積が500 坪以上、福岡ビジネス地区(赤坂・大名地区、天神地区、薬院・渡辺通築、祇園・呉服町地区、博多駅前地区、博多駅東・駅南地区)では同100 坪以上の主要貸事務所ビルが調査対象。対象ビル棟数は、名古屋ビジネス地区468 棟、福岡ビジネス地区587 棟、広島地区143 棟(2020 年11 月)。
※平均募集賃料については共益費は原則含まない。
資料:三鬼商事「最新オフィスビル市況」
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2021年1月6日