東京オフィスマーケットレポート 2018年 春号
国内景気は緩やかな回復が続く
2018年2月の月例経済報告では、国内景気について「緩やかな回復が続いている」とし、基調判断を前月から据え置いた。先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待されるが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとしている。
都心5区のオフィス平均空室率は2か月連続の下落
2018年2月時点の東京都心5区のオフィス平均空室率は3.03%となり、前月比0.04ポイント低下した。地区別では、渋谷区が6か月連続で低下し1.52%、千代田区が5か月連続で低下し2.62%となった。中央区と新宿区は4か月連続して上昇した。
(三鬼商事「最新オフィスビル市況2018年3月号」より)
平均オフィス賃料は50ヵ月連続で上昇が続く
2018年2月時点の東京都心5区の平均賃料は、19,500円/坪で、前年同月比845円(4.5%)、前月比162円(0.84%)上げ、小幅な上昇が続いている。小幅に下落した渋谷区以外は前月比で上昇し、千代田区が前月比247円、中央区が同266円と比較的上昇幅が大きくなった。
(三鬼商事「最新オフィスビル市況2018年3月号」より)
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2018年4月4日