大阪オフィスマーケットレポート 2014年 春号
大阪ビジネス地区の平均空室率は大規模ビル供給以前の水準まで改善
大阪ビジネス地区の2 月末のオフィスビルの平均空室率は9.45%で、前月から0.13ポイント低下した。平均空室率の低下は11 ヶ月連続となり、昨年のグランフロント大阪などの大規模ビルの供給以前の水準(2013 年1 月の9.40%)まで改善した。
地区別では心斎橋・難波地区が6%台、新大阪地区が7%台まで低下した。南森町地区は8%台、梅田地区と淀屋橋・本町地区は9%台での推移が続いている。
オフィス平均賃料の動きは小幅
大阪ビジネス地区の2 月末のオフィスビルの平均賃料は11,245 円/ 坪で前月比1 円下落し、小幅ではあるが3 ヶ月連続の下落となった。地区別では前月比7 円の下落となった梅田地区以外の地区では前月比で横ばいとなった。
2014年4月8日