当社は1990年（平成 2年） 9月の設立以来、みずほ信託銀行の親密会社として、「ビル運営サポート」、「ビル総合管理」から「耐震改修・リニューアル工事」、「建物診断・デューデリジェンス」、「テナントリーシング」に至るまで、お客さまに専門性の高いビル総合マネジメントサービスを提供してまいりました。

この30年で、管理受託棟数は首都圏、関西圏を中心に 約270棟、管理延床面積 100万㎡を超えるまでになりました。これもひとえにビルオーナー様、テナント様をはじめとするお客さまのご愛顧の賜物と心から御礼申し上げます。

近年、ビル賃貸事業を取り巻く環境は、激しく変化しております。

安定したテナントの確保、一層多様化するテナントニーズへの対応、ESGへの取組み等ビルオーナー様が直面する課題は従来にも増して多岐にわたっております。

特に多様化するテナントニーズに関しましては、ワークプレイス改革の動きに伴うオフィスに求められる機能の更なる多様化にも適切に対応する必要があります。

このような環境下、当社は2022年１月からオフィスマネジメント業務の体制を構築し、テナントリーシング業務の営業対応力強化を図りました。

また、不動産売買取引の当事者の多様化もあり、当社が得意とする建物に関する専門性を活かした、「資産区分コンサルティング」にも積極的に対応しております。

ビルの価値を維持・向上させるためには環境の変化に迅速かつ適切に対応し、解決していかなければなりません。

当社は、これらの課題解決をサポートする専門的な知識とノウハウを有する豊富な人材を有し、多様なニーズにお応えできるプロフェッショナル集団としての体制を整えております。

愛情をもって建物に接し、情熱をもってサービスを提供する。それが私たちの使命です。

「お客さまの立場に立ったビル経営のベストパートナー」を目標に、今後とも価値あるサービスの提供に努めてまいります。皆さまの更なるご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

取締役社長 村本真甲夫